イキモノが教えてくれること

 

 

荷解きも終わり、

 

太陽はにっこり笑い、

鳥たちが、

チュンチュンピヨピヨヨ。

唄い、

 

波が鳥に合わせ

さわ~ん。さわ~ん。

 

とオーケストラのメンバーも揃い、

 

最高の音楽会が始まった。

 

 

身体は既に

"ココ"を

思い出している私と、

 

 

頭の中で、

 

"考える"

 

事をする私。

 

 

 

 

 

 

 

 

とそんな時。

 

ここの猫ちゃん達が、

忍者の様に、

足音ひとつ立てず、

気配１つ感じさせず、

 

私達の真隣で

完全にリラックスした状態で、

寝ていた。

 

 

日中、

ここのレストランには、

 

たくさんの人が、

この秘境の様なビーチに遊びに来る。

 

彼ら（猫ちゃん）は、

ネコらしく、

 

たくさんの人が来ると、

心地よい場所を探し出し

ふわっと姿を消す。

 

特別誰かに懐いたり、

寄って行ったりしない。

 

 

だけど、

彼らは私達を感じ、

きっと覚えてくれていたのだろう。

 

お腹を出し、寝ている彼らに教えられた。

 

ここでする事。

 

そう。

 

頭を使って"考える"

 

ではなく、

 

感じろ!!!という事。

 

 

 

 

やっと、

それを思い出した私達。

 

さぁ本当にはじまる。